ココ蔵と旅の思い出2~ホロホロ山荘~
ココ蔵は、まだ入院中。
明日の夕方お迎えに行くことになっているので、今日も寂しい我が家なのです。
そんな感じなので、今日も昔のことを思い出しながら旅行のことを書きたいと思います。
ネットで調べていて、北湯沢に犬も一緒に泊まれる「ホロホロ山荘」という温泉があることを知り、2018年の7月に家族みんなで泊まりに行きました。
その日は晴天で、ココ蔵の暑さ対策をして「いざ出発!」
中山峠を越えて、ちょっと遠回りして洞爺湖を眺めてから北湯沢に行きました。
洞爺湖では、観光客がわんさかで、写真を撮るのもパッと撮らなければ💦と慌てました。
とっても暑かったので、ココ蔵の首に保冷剤を巻いて、犬用のカートに乗せて日差しを遮り、急ぎ交代でお土産屋さんを見たりしました。
そこの飲むヨーグルトがすごく濃厚で美味しかったのを覚えています。
温泉に着いて、玄関にはワンちゃんの名前を書いた歓迎看板が用意してありましたが、ロビーは熱気でムンムンしていて暑かったです。
でも、ココ蔵の移動は、抱っこでもOKだったのがすごくよかったです。
部屋は洋室のツインなので、二組に分かれました。
建物は古いけど、部屋のエアコンはしっかり効いていました。
部屋にケージも置いてあり、ワンちゃん用のシャワーもありました。
注意事項は、ベットの上はワンちゃん禁止なのと、食事の時は、一緒にいけないので部屋で留守番させなければいけないこと。
ココ蔵は甘えん坊で留守番できないので、二人ずつ食事に行くことにして、温泉は、夫一人、女三人と交代で行きました。
ココ蔵は、泊りがけで連れて歩いても、私たち家族の誰かがいれば、わりと大丈夫なタイプの様です。(喜んで少し興奮気味にはなるけど)
旅の間疲れるはずなのに、ココ蔵はずっと楽しそうにしているんですよね。
普段は、家事とかで忙しく動いているけど、旅行に行くとずっと一緒にいられるから嬉しいのかな?
そうそう、温泉の外には、ワンちゃん用の足湯もあったんです。
でも、夫がココ蔵を足湯に連れて行っても、嫌がってダメだったとのこと…残念。
ドックランもありましたが、誰もいなかったし、ココ蔵もあんまり走れないのでお散歩して帰ってきただけでした。
料金もリーズナブルだったので、食事のバイキングも素朴な感じでしたが、とっても美味しかったし、なにより温泉がすごく気持ちよかったです。
翌朝、夫と一緒にココ蔵の散歩に行く約束をしていたので、早起きしていそいそと一人で温泉に入りに行きました。
誰もいなくて貸し切りで、いい気分で温泉に浸かっていると、一人入ってきました。
さて上がろうか、と温泉から片足を出したところでツルっと滑り、瞬間私は床に横たわっていました。
思いっきり転んだのです!左半身を打って、痛くてしばらく動けなかった…
後で入ってきた年配の方が、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたけれど、痛くて痛くて。
しばらく固まっていた後動けるようになり、「だ、大丈夫だと思います、すみません。」と、恥ずかしいやら痛いやらで、足を引きずりながら部屋に戻りました。
そして、みんなに怒られました・・・いつも、何かやらかすから気をつけなさいと。
ほんと、楽しい旅行中にごめんなさい。
その日は、体中痛くて(おそらく打撲だったようで)、痛み止めを飲んで、足を引きずりながらなんとか過ごしました。
もちろん朝のココ蔵散歩も行けずに、ぐすんな感じでしたね。
帰りは、きのこ王国に寄って、支笏湖も見に行って帰ってきました。
ちょっとアクシデントもあったけど、ココ蔵も尻尾フリフリで楽しそうにしていたし、それもいい思い出?です。
ただひとつだけ身に染みたことは、温泉では、かならずどこかに摑まって移動しようということです。(当たり前だよ)
みなさんもお気をつけ下さい。
支笏湖にて
ココ蔵と旅の思い出~ちょっとひと休み~
ココ蔵を、朝病院に預けてきて(点滴をするため)、夕方迎えに行ったら、明日と明後日が休診のため、結局入院になってしまいました。
でも、治療をせずに家にいても悪くなるだけなので、先生にお任せして少しでも元気になったココ蔵を迎えに行くぞ!と、寂しいけれどガマンなのです。
ココ蔵の居ない我が家は、とても静かで、夫の脱いだベージュのシャツの塊がソファに置き去りになっていて、遠くから見てココ蔵と間違えたり。
あ…入院してるんだったって思うんですよね。
そして、昔の懐かしい写真とか見て色々思い出していました。
ココ蔵と一緒の一泊旅行は四回行きました。
2017年の8月は、ココ蔵、夫、娘、ばーちゃん、私の一匹と四人で、ニセコのコテージに泊まりました。
すごく暑かったので、車のエアコンをガンガン効かせて行きましたが、ニセコのコテージは木々に覆われていて、エアコンは無かったけれど、扇風機だけで結構涼しかったです。
夜は、みんなでコテージの外でバーベキューを楽しみました。
家からスクリーンを持って行ったので、虫が多かったけれど助かりました。
ココ蔵は、さらにカートに乗せて、メッシュの窓付きの屋根を付けて虫をガードしていました。
犬もOKのコテージなので、少し古めかしい感じだったけれど、一階は、普通にココ蔵も自由にできたのでよかったです。
ただ、寝室は二階に有り、ここはココ蔵は入ってはいけないので、私は一階のリビングのソファでココ蔵と寝ました。
それがちょっと狭くて疲れたな~という思い出があります。
翌日は、ニセコ観光を楽しみました。
写真は曇っていますが、確か28℃くらいあって暑かったので、ココ蔵を涼ませながら気をつけて周りました。
ボケていて写真はイマイチですが、蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山は、とっても美しくて存在感ハンパない感じで私は大好きです。
そんな羊蹄山を眺めながら、搾りたての牛乳を使った美味しいスイーツがある「ミルク工房」や、羊蹄のふきだし湧水がある「京極ふきだし公園」なんかを巡りました。
ココ蔵と一緒の時は、留守番部隊とお出かけ部隊を交代しながら行動することになっているので、ニセコ観光もそんな感じでしたが、とっても楽しかったです。
ココ蔵もお出かけが大好きなので、尻尾も上がって嬉しそうにしていました。
思えば、この時はまだ元気だったんだな~としみじみ思います。
次の旅行の話は、また次回に書きたいです。
眠りの森のココ蔵
ずっとココ蔵の調子が悪くて、毎日病院に通っています。
食欲も落ちて、ほとんど一日中寝ている日々が続き、後ろ足がヨロヨロになってきたと思ったら、時々息も荒くなり、とうとう立てなくなってしまいました。
病院では、アジソン病が悪くなっているとのことで、注射と皮下点滴をしてもらっていましたが、脱水がひどくなったせいでBUNの値が192に上昇していて点滴をしなくては回復できない状態になってしまいました。
今のココ蔵は普段からBUNが130くらいと高い状態らしいのですが、さすがに192は高すぎる、けれど今まで点滴をし過ぎていて、点滴の針が入らないかもしれないと言われました。
ひとまず預けて、祈るような気持ちで夕方病院に行くと、右側はすぐ腫れてきてダメだったけれど、左側の一か所だけなんとか入る血管があったとのことで、無事点滴ができました。
本当に、本当によかったです。
そして、その日はココ蔵を連れて帰って、次の日の朝からまた、点滴に通うことになりました。
ココ蔵は点滴を始めてから、ほんの少しの間だけ立つことができるようになりました。(私たちが支えならだけど)
先日娘が、右足の関節のところが赤くなっているのを発見し、床ずれになり始めじゃないかと言っていました。
足とか体が固まってきたら歩けなくなってしまうし、床ずれができたら大変だから、体を軽くマッサージして動かしたり、体位変換をしたり、時々支えながら足を床につけるようにと教えられました。
無理に起こしたらかわいそうだと思って、薬と食事と排泄以外は、起こさないでそのまま寝かせていた私の失態です。
とりあえず、家にある一番柔らかいベットに、ありあわせの材料で小さいクッションを幾つか作り、身体に挟んだりして一か所に重みがかからないよう気をつけ、時々起こして体位変換をしています。
でも、ちゃんとした介護犬用のベットを買った方がいいということになり、探すことにしました。
レビューを見たりして、決めたのが、こちらです⇩
ペティオさんの『ずっとね床ずれ予防ベット』の中型犬用を購入しました。
届いたら、ココ蔵に使ってみた感想を、また書いてみたいと思います。
ココ蔵の病と向き合う
ようやく暖かくなってきて、雪も終わりを告げたのかと思っているところですが、四日前の写真を載せてしまいました。
車の屋根にうっすらと積もった雪が解けていき、板状になった雪がゆっくりとフロントガラスに滑り落ち、巻紙のようにクルクルっと巻いたのではないかと思います。
なんとなく可愛くて撮ってしまいました。
この前から、ブログを書こうと思っていたのですが、なかなか進まず…なんだか日数が経っていました。
先日、口腔内の癌の疑いがあると言われたココ蔵ですが、その後の診察でやはり癌だろうと言われました。
上顎の前側と右側の歯肉に腫瘍があり、悪性黒色腫(メラノーマ)の可能性が高いと言われました。
ココ蔵は、心臓病と非定型アジソン病があり、麻酔をかけることができないため、病理検査もできず、正確な病名がわかりません。
先生が診て診断することしかできませんが、悪性腫瘍に間違いないだろうとのこと。
「メラノーマだとすると、次第に腫瘍が広がって、食事が困難になっていく。顎の骨も溶けたり、首のリンパ節にも転移して、その後肺に転移します。肺に転移したらもう持たないでしょう。」と言われました。
さらに、「治療は外科的手術になり、鼻のところから切り落とすことになる。でも、この子は手術対象ではない。癌の進行を遅くする薬はあるけれど、アジソン病があるからそれも難しい。その治療をすると、アジソン病が悪化して多臓器不全になってしまいます。」との追い打ち。
「どうしたらいいのでしょう?」と私。
「口の中の違和感などもストレスになっている可能性があるので(ストレスをかけるとアジソン病が悪化するため)、まずは、食欲が落ちないように、アジソン病の治療をしっかりして体調を整えましょう。」そう言って先生は、アジソン病に効く注射をしてくれました。
そうか、癌の治療はできないので、対処療法しかできないということなんだ。
あとは、病状を少しでも緩和できるように寄り添っていくだけなのだ。
その夜、仕事から帰ってきた夫と娘に、私はそのことを話しました。
そして、状況は厳しいけれど、ココ蔵が少しでも穏やかに暮らせるように、家族みんなで協力していこうと、改めて団結しました。
最近ココ蔵は、飲水、食事と用を足す以外は、ほとんど一日中眠っているのです。
いつもソファで寝ているのですが、めったに降りてもこなくなりました。
なんだかいつも、ウトウトしていてダルそうです。
起きなかったら、薬と食事の時間くらいに起こしています。
元々偏食がちのココ蔵なのですが、その時好むものしか口にしなくなりました。
それでも、ムラはありますが食べてくれるとホッとします。
食べてくれることが大事だと思い、好むものをあげています。
今のお気に入りは、鶏むね肉を茹でたものと、d.b.fさんのスナックボーイ(ササミカット)、ペティオさんのmeaty(ミーティ)のササミ味(グレインフリー、糖質ゼロ)です。
選り好みがひどいココ蔵ですが、スナックボーイは以前から大好きで、ミーティーは最近買ってみて与えたら、猛獣みたいになって食べています。
写真は、病院で注射してもらって、元気になった時に撮ったココ蔵です。
次の日の午後には、また眠そうなココ蔵になっていましたが、まだまだこんなに元気な時があるんですよ。
テレビでは、東京では桜が満開と映像が流れていて、とっても綺麗ですね。
まずは、ココ蔵と北海道の桜を見ることを目標にしましょうか。
北海道の桜は、五月上旬に咲き始めるでしょうから。
ココ蔵の通院と曇った気持ち
今日は曇っていて、なんだかスッキリしない天気です。
最高気温は3℃、最低気温は-7℃ とのことで、外に出ると風が冷たくてブルっと震えがきます。
まだまだ北海道の春は遠いようです。
そして、今の気持ちと一緒の天気だなと思います。
数日前までココ蔵の調子が少し落ち着いていて、シャンプーまで出来て喜んでいました。
でもその後、調子がなんとなく悪くなり、好きなものしか食べなくなって、寝ている間に血が混じったような赤黒いよだれが出るようになってきて、歯茎を見ると、腫れて血が出ていて、小さな黒っぽいできものができていました。
昨日私は仕事だったので、休みだった娘が病院に連れて行くと、先生は診察後、難しい顔をして「もしかしたら口腔内の癌かもしれないね。」と言ったそうです。
悪性のものなのか、そうでないのかは判断できないとのこと。
なぜなら、検査をするには全身麻酔が必要だけど、全身麻酔にココ蔵の身体は耐えられないからです。
そして癌であったとしても、どのみち手術もできないのです。
まずは、抗生剤を飲んで様子をみるとのことで、娘は薬をもらって帰ってきました。
抗生剤が効くようなら大丈夫かもしれないし、だめならば悪性腫瘍の可能性が高いため、他の治療を考えるのでしょう。
仕事から帰ってきて話を聞いた私は、ココ蔵を抱っこしてただ泣きました。
そうしたら、慰めるつもりなのかインコの蘭ちゃんも私の頭に飛んできてくれました。
癌じゃなければいい。
ココ蔵に、これ以上痛い思いや苦しい思いをさせたくない。
なんだか昨年から、何度も泣き、その度に覚悟しなきゃと思っている自分。
いや、でも覚悟しなきゃって、一体何の覚悟なんでしょう?
闘病を最期まで見守る覚悟?
その衝撃に耐える覚悟?
なんだか判らなくなってきます。
頭で考えてても仕方ないのかもしれません。
ただただ、ココ蔵がほっこり、シアワセに過ごせるよう、お世話はしっかりしつつ、いつもの楽しい我が家であり続けることが一番なのかもしれませんね。
そういう覚悟は必要ですよね。
私達が泣いていると、ココ蔵も悲しそうな不安そうな顔をします。
私は、ココ蔵の母なのに、心まで曇っていられないですね。
明日の天気は雨でも、我が家はがんばって元気に晴れましょう。
ほっこりメロンパン
この前初めて、メロンパンを焼いてみました。
生地をホームベーカリーで作り、上に乗せるクッキー生地は自分で作りました。
ちょっと不格好ですが、これが物凄く美味しかったんです。
「今まで食べたメロンパンの中で一番美味しい!」と娘。
まぁ~焼きたてですからね。
ホームベーカリーは、娘が就職して初めてくれたお小遣いで買ったものです。
3年前、手紙と一緒に「好きなものを買って」と封筒を渡されました。
何を買うのが正解かと悩んだけど、正解だったようです。
家族に還元されているし、大変重宝しています。
娘よありがとう。
娘は高校を卒業後、看護師を目指して自宅から通える看護学校に入学しました。
座学・実習となかなかにハードな3年間だったように思います。
無事3年間の学習を終え、袴で正装して出席した卒業式は、まさかの1番の成績で表彰される!というおまけがついてきました。
普段のんきでマイペースな娘が、実習の度に目の下にクマさんをたくさんくっつけて、何やら一生懸命パソコンに打ち込んでいた姿が思い出されて、「あぁがんばったもんね…すごいね。」なんてしみじみしたりして、とても感慨深い卒業式でした。
それと共に、何か親としての最初の一仕事を終えたような、ちょっと肩の荷が下りたような…そんな安堵感がありました。
しかし、そんなことを思っていた私は甘かったのです。
まだ、ココ蔵という息子が控えていました。
どんどん心配が増えてきて、まだまだバタバタな日々が続いていきます。
おうちでトリミング
昨日、ココ蔵の腰痛が気になったのと少し便がゆるかったので、念のため動物病院に行ってレーザーと注射をしてもらってきたら体調が整ってきたようです。
今日は天気が良くて日中は暖かかったし(最高気温9℃、最低気温-3℃)、ココ蔵の体調が良さそうなので久々に家でカットとシャンプーをしました。
11歳までは、ずっと同じペットサロンでトリミングをしてもらっていたのですが、咳がひどく出たり、体調を崩すことが多くなり、予約してもキャンセルしてしまうことが増えていきました。
心不全が発覚してからは、キャンセルしたらペットサロンの方にも申し訳ないし、ココ蔵もかなり疲れるようなので、トリミングに行くのは諦めて、犬用のバリカンとカット用のはさみセットを購入して、家で整えることにしました。
ココ蔵は、黙ってバリカンをかけさせてくれるのでやり易いのですが、今日は私と夫の虎さんと二人でカットしたため、へたっぴで少しハゲを作ってしまいました。(ココ蔵ごめんね!)
ばあちゃん(私の母)にやってもらうと美容師なので上手なのですが、今回は急にカット&シャンプーチャンスが訪れたため、自分たちでやりました。
ちょっと微妙な仕上がりになってしまいましたが、カットしてシャンプーしたらスッキリしました。
犬用のバリカンもハサミも、思ったより安価で使いやすくて驚きました。
ただ購入したバリカンは、コードがあったのでコードレスのものの方が、より使いやすかったかもと思いました。(コードを取っても使えるけどすぐ充電がなくなるので)
ハサミも、シャキシャキ切れ味がよくてよかったです。
カットの腕も上達するようがんばります。